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ギター奏者なら知っておきたい音のメカニズムとは

アコースティックギターの奏者なら知っておきたい「音のメカニズム」。その音の正体は、物体の振動が空気を伝播していくことによって生まれる波です。大気圧を軸として空気の振動が波となり、伝わっていくのです。空気中はもちろん金属や水の中でもこの現象は起こり、知らず知らずのうちに音となって私たちの耳に届いています。

音が出るメカニズムは楽器によって違う!

音が出るメカニズムは楽器によって違う!

金管楽器や打楽器、弦楽器など、一口に楽器と言っても様々な種類がありますが、音が出るメカニズムはそれぞれ違ってきます。
例えば、金管楽器は唇を使って空気を振動させ音を出し、打楽器であれば膜や板、棒を用いて物体を震わせ、振動を空気に伝えます。そして、弦楽器であるギターの場合は、弦を振動させることで音を発生させます。

ただ、音が出るメカニズムは違っても、音の高低・音量は共通しています。音の正体である振動のスピードが速いほど、波の層が細かくなるため高音になり、遅く なるにつれて低く聴こえます。また、振動の大きさで音量は変化し、振動の規則性によって音が安定したり不安定になったりします。

ギターの音質が気になりだしたら

ギターの音質が気になりだしたら

弦を震わせることでギターを演奏できますが、良い音を出す上で重要になるのが弦やフレット、ナット、サドルの状態です。ギターの音質が気になりだした時は、1弦から6弦までの全ての弦をしっかりと鳴らし、フレット交換やサドル調整などのケアをしてみましょう。

ギターを演奏するうちにフレットに汚れが蓄積されていき、その汚れが錆びを引き起こし、音質に影響を与えることがあります。ギターの音や演奏性に問題が無いようであれば、修理・メンテナンスをする必要はありませんが、フレットやサドル、ナットの錆びや削れでギターの鳴りが悪いと感じる場合は、一度ご相談ください。

東京都足立区にある皆川ギター工房では、国内のお客様向けとしたアコースティックギターのリペア業務を行っています。フレット交換やナット交換、指板、弦高、サドル調整を行い、快適なギターライフをサポートします。ボディ割れ修理にも対応いたしますので、ぜひご相談ください。また、アコースティックギター同様の修理に限っては、エレキギターにもご対応いたします。見積りを算出いたしますので料金が気になる方はお気軽にご依頼ください。