ナット,サドル

サドル交換(弦高低過ぎる為)


セパレートタイプのサドル交換

ピックアップも2個入ってます。


4:2で良い弦高で指板のアールに合わせ、ピックアップのバランスも良くなければなりません。


弦高が低くなりすぎた為、サドルを交換しました。

 

 

原因も幾つか考えられます。

オーナーも依頼前に原因を教えてくれる事がありますが、ほとんどの場合、当たっていた事はありません。

この時期(乾燥する季節)は部屋の環境によってかなり差があります。

常に乾燥状態の部屋に置かれている場合、木製品であるギターも乾燥してネックもボディも縮みます。

その際、ボディは縮んで内に落ち込んで行く為に弦高が下がってします。

ですので、季節が変われば大概の場合、次第に元に戻っていきます。

 

これもその楽器を作った環境や材料のシーズニングの具合などによって症状ので方も変わってきます。

結構な乾燥した部屋に長いこと置いといても、縮んだり割れたりせず状態を保っているギターもあります。

日本の場合、四季によって空気が変わります、その度に若干なり膨張収縮を繰り返して力木が剥がれたり、ギターもある程度影響を受けることは仕方ありません。

「そーゆー事か!」とこの記事を読んだ人はラッキー!1つでも多く知っているとギターの見方が変わってきます。

そしてついでに、弦は緩めましょうね、緩い分にはいくら緩くても良いですよ。

外れない接着サドルを取る(サドル交換)

サドル交換1

こちらの画像は、交換済み(牛骨)↑

今回はサドル交換ですが、これがナットのように接着されているとナット以上に取り外すのが面倒になります。

過去にナットの外し方を紹介いたしましたが、方法としては同じです。

「叩いても外れないナット」

但しナットより細いので、より慎重に進めます。

こんな感じです。

サドル交換2

細いので慎重に、ナット同様、出来るだけ底面まで切り込みます。

切り込みを入れたら両サイドを叩いて外しますが、底まで切れていなければ、結局途中で割れてしまって、取り外しが面倒になってしまいます。

サドル交換3

きれいに取れました。 溝をきれいに掃除します。

接着剤をきれいに取り除かなければ、サドルを入れた時きつい所と緩い所が出来て、精度が悪くなります。

ピックアップを仕込む場合は、一旦溝を埋めて、改めて溝を切り直します。

サドル交換4

 

 

 

 

アコギもエレキも同様に、このナット、サドルと言うパーツは簡単に考えてしまう人も多くいますが、これの良し悪しで、音も弾き心地も左右されます。

ナットであれば、弦の溝ひとつ取っても弦に対して、溝の形、幅、角度、・・・とても深いのです。

 

 

叩いても外れないナットの外し方(ナット交換)

ナット外し3

つき板が厚くて、がっちり接着されているナットは叩いても外れません。

ナット外し1

無理に叩くとつき板が割れてしまいますので、切ってから叩きます。

ガードのガムテープは、弱くしてから貼ります。

ナット外し2

当方の場合、のこぎりとドレメルを使って、底面ギリギリまで切ります。

 

ナット外し4

反対側も。

しっかり下まで切ってやらないと、くっついて残ってしまいますので、それだとまた面倒くさいです。

ナット外し5

下まで切れましたら、両側を叩いて外します。

ナット外し6

左右叩いて、外します。

ナット外し7

 

そして、剥がれましたら、摘んで外します。

これで無傷で外せます。

サドルも外せない場合はこの方法で外しますが、ナットより薄いので少々やりにくいです。

必ずいずれ外さなければならないパーツですので、もっと軽く付けておいてもらえれば助かるのですが・・・。