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思い起こせば今から22年位前クロサワ楽器に行くたびに山口さんから「君はうちで働きなさい」といわれ続け「はい」と返事をしたその時から「今日から君はゴミだ」と言われアルバイトで僕のギターの仕事がスタートしました。
そこで(御茶ノ水駅前店・今と店内の様子はぜんぜんちがう)2年目を迎える頃中尾貿易(オベイション)の岩崎さんに誘われ(アルバイト料で僕はつられていった・・・)
そこで出荷・検品のアルバイトからスタートしたのですがそこに佐伯さんというギターのリペアマンがいるではありませんか!
なにしろクロサワ楽器で初めてのギターのリペアマンの今井さん(ギター工房・当時東海楽器)という人に出会って「この人は魔法使い?」というような仕事を見ていたので佐伯さんのやる事、なす事いちいち「ウオー!」と言う感じで興味津々。いろいろ教えていただきました。
その後、村山さんというリペアマンが中尾貿易にやってきました。お話を聞いていると村山さんと今井さんは親しいお方だったのです。
オベイションの佐伯さんとは又、一味もふた味も違う技術をいろいろ見せていただきました。そしてこの二人が話し会う姿を見ていていつしか僕も「そっちの世界にイキテー!」と思うようになりました。その頃もう一人ESPでギター製作を学んだ金子君がやってきました挨拶の返事のかわりに「教えてね。」と言ったことを今でも覚えています。
それからは、この3人に学びながら、中尾貿易に来て10年目を向かえた頃。
「独立したい。 しかし・・・」
「オベイションしか知らない俺。 ブルース居酒屋(仮)以外道はないのか?」(調理師の免許は持っている)
そんなことを思案する中ちょっとしたきっかけでトントン拍子に中尾貿易を卒業することになり足立区内にある斉藤楽器工房へ行くことになりました。この斉藤楽器工房の斉藤さんも岩崎さんに可愛がられた一人で僕がまだ歌って、踊れる調理師の夢を捨て切れなかった頃からの知り合い。
ここでは斉藤さんのお父さん(木の達人)と村川君。ここでの仕事の半分は村川君に教えてもらった気がします。
それと僕と同じ頃に入った鈴木君。ここでも皆にほんとうにいろいろ教えてもらいました。斉藤楽器工房で学んだことは今の僕の土台になっています。
そして月日は流れついに独立・・・とはいっても名ばかり、最初は仕事もなく技術もまだまだ。このときからおせわになっているのがツールボックスの茂木さん。茂木さんは斉藤さんの師匠なので僕にとっては師匠の師匠。(技術も知識もスーパー!)いつも目からウロコというより「20年もの間俺は目をつぶって仕事をしていたのか?」と思うこともあり、そしてほんの少し軌道にのりはじめた今も茂木さんには沢山のことを教えていただいています。
今までこれだけトップクラスのリペアマンの下で修業できた(今も修業・精進)のは僕ぐらいだろうと自負しています。「お前はいつまで修行しているんだ!」と思われる人もいると思いますがその答えは「一生!」です。
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