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ボディサイド割れ修理 / Martin


 

ボディサイドの割れの修理です。

始めに撮り忘れて、すでに着けてしまっています。

ボディ(トップ、サイド、バック)割れを接着した際は、しっかりと接着剤が割れ部に入れば、補強は無くても構わないのですが、かなり広範囲で割れていて、割れ部も中よりですので補強を入れて完了させます。

ボディ割れを接着する際は、段差が出来ない様に気をつけますが、戻りきらない部分があったりと割れ修理の一番難しいポイントです。

補強があると安心感があるためか、補強の有無を気にする人も多いですが、割れの状態や、場所によって割れ自体の接着が難しい事があります、その際の補強には意味があり、その場合は補強と言うより接着出来ない代わりと言う感じですが、安心感も欲しい場合補強を入れることがあります。

書いていて、分かりづらくなりましたが、いろいろなのです、音は聞き分けられるほど変わらないと思いますが、耳が良い人等は、なるべく変わらないようにと要望があれば、補強は入れ無い事もあります。


かなりな安心感をかもし出した、補強になりました。


どんなに平らに着けたつもりでも多少なりに段差がありますので、平らにしてから補強は貼ります。


外側も同じ様に平らに修正します。


塗装修正はしていませんので筋を確認できますが、見ようによってはほとんど気にならないと思います。

 

もう1本、別のギターのサイド割れがあります。


こちらは場所的にやってもしょうがないので、補強は無しです。


接着出来れば、問題なしです。


塗装の修正はありませんが、然程気にならないと思います。