2019年11月

フレット交換(リフレット) / Ovation 6768


30十年位前には、あんなにOvation を使っている人が居たのに、現在では大分減ってしまいましたが、その一方でずっと大事に使い続けている方もまだまだいます。


このフレットの減りっぷりを見て下さい。

低音側もこんなに減ってる。

使い倒しているのが、伝わります。


なんの道具も楽器も使って価値がある、の見本のよう。

使えなくなったパーツは取り換える、壊れたら直す、そうやって使い続ける。

私の大好きなスタイル。

 


古いフレットを抜いたら、指板を修正。

指板を修正しない例もあります。


新しいフレットを打ったら、精度良く調整。


フレットのキズは、ビブラート、チョーキング、音質、演奏性にも影響します。


美しく仕上げる理由が、ちゃんとあるのです。

 

 

過去のフレット交換の記事でもいろいろ書いております。


フレットのエッヂも1ヶ所ずつ丁寧に仕上げます。


リフレットの際は、基本的にはナットは作り直します。


使い続けるものを、いいもの(いいギター)と呼びたい。

 

ロッド交換 / Gibson ES-335

ネック割れ修理とロッド交換します。

ロッド頭が折れた場合にロッドは交換せずに、中へ掘り込んで、通常より深い位置にロッドナットを取り付ける方法があるのですが、折れるほど締め込んだロッドにナットを取り付けてもほとんど締まらないでしょう。

 

Gibson はトラディショナルロッドですので、埋木を削ってロッドを掘り出します。

仕上がりまでの間の画像が全く無いので、こちらで雰囲気をご想像下さい。

 


割れと削れた部分を直して塗装。


黒のような濃いこげ茶のような、微妙な色合いです。


指板を貼り直した後は、ある程度削って合わせますので、塗装は必要になります。


指板面の歪みを修正してリフレットします。


フレットバインディングはオーバーバインディングでリフレットになります。


オーバーバインディングの方が変な不具合が出ないので、理にかなっています。


リフレットしましたので、ナットも作り変えます。


先ほどの深い位置と言うのは、通常のこの位置は折れて無くなってますので、ナットの下あたりまで掘り込んでそこへナットを付けます。

そこへナットを取り付けるだけでなく、そこから更にネックの修理をすることが前提であれば、ある程度有効な方法かもしれません。

但し、アジャスト出来るように修理できるか否かの判断があってからの方法と言えますし、方法によってはロッド交換とそれほど差が無い料金になります。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

アッセンブリーは、お客様がご自身でとの事ですので、作業はここまで。

当方ではアコギと同様の内容でしかエレキはお預かり出来ない為、引き続き当方でやる場合、この先はエレキ専門のすごく上手い人に外注になります。