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ピッチ(オクターブ)/ Martin

出来る場合の条件はありますが、ピッチの狂いが大きいときは、サドルの位置を正しい位置に切り直します。

サドルの溝を同じ材料で作って埋めます。

シャープしている事がほとんどですので、サドルは元の位置よりブリッジピン寄りに下がります。

プラットホームを正しくセットしてトリマにて精度の良い溝を切り直します。

ピックアップを取り付ける際もこのように溝を直さなければ、音圧のあるバランスの良い出音が望めない場合もあります。

 

※「画像が途中からで、元の位置と比較が出来なくてすいません。

上の画像は、1回新しい溝を途中まで掘ったのですが、トリマベースをブリッジに若干擦っていたのでやり直しています、ですので2ヵ所埋め木してある状態です。

また今度、最初から撮り忘れていないブログアップします。

 

プラットホームのセッティングは位置を合わせる事は勿論ですが、アコギのトップは真平らと言う事はほとんどありませんので、傾きや作業中の歪み等、いろんな事を考慮してセッティングします。

 

良ーく見ると、うっすら埋めた元の位置が見えます。

またいずれ、このカテゴリーはもう一回やります。