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ネック折れ修理(塗装修正あり)/ Gibson J-45

まだ、ネック折れは続きます。

Gibsonのヘッドの正面は黒の場合が多いので色あわせはいつも楽ですが、たまにはシースルーもあります。

分離してしまっているヘッドは、ずれない様にすごく気をつけて接着します。

当方のネック折れ専用にしている接着剤で、補強無しで強度に全く心配無用。

補強しない理由は色々と他の記事も探して頂ければ幸いです。

 


正面の割れ跡は、大分痛々しく跡が残りましたので、塗装修正するからには、目立たないように濃い目に着色、これ位が濃さの限界。

ロゴ部分はマスキングが出来ませんので、色を吹いた後で付いた色を取ります。


ヘッド裏のシリアルナンバーが削り落とされて、リフィニッシュされております。

昔は並行輸入のものは、シリアルナンバーが分からないようにしてある物がありました。


濃くなり過ぎないようにヒール部と同じ雰囲気の色を意識して着色。

 

全体的な色のバランスは、悪くなく出来たと思います。

シリアルナンバーはありませんが、69年頃かな。

なかなか好い雰囲気です。