スタッフブログ

ボディ破損 /Morris W-25 (其の肆)


スタッフの山口です。

今週もモーリスの画像を見ていただきます。タイトルの漢数字も「其の肆」という馴染みのないものに。(4=肆だそうです)

写真はトップ板を既に付けてルーターでトリムとバインディング部分を削り落としたところです。


皆川工房ブログあるあるですが、肝心なところの写真を撮り忘れました。トップを貼り合わせる大事な部分の写真がいくら探しても見つかりません(汗)

大事な工程は必死になっている場合が多くよく撮り忘れます。

 


地道な作業が延々と続きます。ネックリセットなどと違い、こういう製作に近い修理は普段あまりやらないことが多いので何度も立ち止まってしまいます。


トリム作り。


今回は元と同じく本物の貝ではなくパーロイドで。


最後に外周のバインディングです。


おお、見慣れたアコースティックギターの形になりました。


バインディングは始めはスクレイパーで落とします。


トップが汚れてしまいましたが大丈夫です。

バックとサイドも合板ですがなんとか表側の第一層が持ち堪えてくれました。擦るうちに中の第二層であるベニヤが出てくると厄介なことになります。

粉だらけになるので人が少なくなった夜を見計らって、工房の外でひたすらゴシゴシ。昔のモーリスやヤマハの国産ギターは塗膜が薄いことが多々ありますが、剥がすときはポジティブ要素になります。ただ通常の修理の場合は塗膜が厚い方が助かります。

次回はとうとう塗装に移ります。そろそろ皆様の「またモーリスか、、」という声が聞こえてきそうですが、、

あと2週分は引っ張れると確信しておりますのでどうかお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。

今回も最後までありがとうございました。