![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s1-300x300.jpg)
弦高を下げたくてブリッジを極限まで削って、サドルの溝がトップまで入っちゃってる、ペラペラなブリッジ、これをちゃんと厚みのあるブリッジに作り直します。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s2-300x300.jpg)
ハカランダは削ると甘い匂いがします。
削ったので色が変わりましたが、時間が経って酸化してくるとまた、赤茶色になってきます。木目のイメージも削る前と変わります。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s3-300x300.jpg)
フレットにまだ余裕がありますので、今回は打ち直さず、すり合わせで仕上げます。
大分錆びちゃってますけど、どれくらいきれいになるか。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s4-300x300.jpg)
右上の画像で15フレットを抜いてありますが、その溝に穴を開けて蒸気を使って、ジョイントを外します。
ネックの角度をブリッジの厚さに合わせてリセットします。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s5-300x300.jpg)
新しいブリッヂの溝は貼り付けた後で切り込みます。
「ブラジリアンローズ(ハカランダ)はあるときだけですので、ご用命はお早めに。」
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s6-300x300.jpg)
リセットして、フレットをすり合わせしました。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s7-300x300.jpg)
指板(フィンガーボード)の裏に木を足して、厚みをつけます。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s8-300x300.jpg)
古いギターのサドルは出過ぎないのが、かっこよいです。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s9-300x300.jpg)
いいですね。(自画自賛)
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s10-300x300.jpg)
ヒールもピッタリ接地するように。
基本的には接着剤でくっついているのではなく、
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s11-300x300.jpg)
ジョイント(ダブテールジョイント)の形状によってテンションがか掛かってもヒールに僅かな隙間も出来ない様に、調整してセットします。
![](https://www.m-guitars.com/cwp/wp-content/uploads/2017/10/D-18-50s12-300x300.jpg)
現行品のマーチンなどで、ヒールに隙間が出来るのはジョイントの精度が悪い(ゆるい)と言う事です。