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トラスロッド交換 / Harmony H1260


前回のギターの続きです。

アジャストロッドを交換します。

画像の様に、ロッドを締めると締めた分、ロッドが出てきてしまいます。


ロッドを交換する為にまず指板を剥がします。

錆びた鉄芯が直に指板に触れています。

ロッドエンドにはエンドブロック等無いので、ロッドエンドを下に折り込んであるのでしょう。と思いきや、この錆びた鉄芯が埋木代わりでその下にロッドが埋まってました。

 


取り出した左側が埋め鉄(埋木代わり)で、右側が上下逆においてしまいましたが、ロッドエンドっぽいのがナット側、エンド側は何も付いてません。

どこも固定している部分がありませんが、ナット側にあったのだろうト想像する以外ありません。

しかも溝がたわんで無くほぼ真っ直ぐなので、反りは修正出来るわけ無いと思ったのですが、もしかすると、ネックが反った時にはロッドも一緒に反るから、そしたら締めてまた真っ直ぐにする、と言う考えかな。

そんな事、出来るのかな。

ゴムじゃないんだから、そんな引っ張れないし、ロッドエンドが留まって無いんだから・・・押すのか?いやいやいや押したら余計に反っちゃう。

・・・私の頭では分かりません。

 

 

 

溝を一旦埋めて、もっと深い位置に、たわんだ溝を作ります。

 

ギブソン式のロッドを作って仕込みます。

埋木はウォルナット。


見るからに安心感の出た、ロッドナット部分。

 


リフレットもして、とても良い状態。

ネック角が付いて、指板のハイポジション部が下がった分、厚みを付けてあります。


楽器は弾きやすくなると、音も良くなります。

演奏に余計な力が必要なくなり、楽器のパフォーマンスが引き出せます。