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ネック折れ修理(塗装修正無し)/ Gibson ES-175

ES-175

化粧板だけでギリギリ繋がっています。

塗装修正なしプランで完了します。

折れてる方はこう。

これを塗装まで修正して出来るだけきれいに仕上げるプランは考えませんでしたが、やはり酷い所は切り取って、新たに木を足すしかないでしょうか、補強と言うより見た目を少しでも良くするとすれば。

以前に修理してもらい、また折れちゃったので自分でクランプを掛けてくっつけてみたそうです。

ピタッと閉じるので接着出来ます。

 


残っている接着剤を取り除きます。


白っぽいのが接着剤。

そんなに多そうではありませんが、奥まで取らなくてははなりません。


奥まで、奥までと作業していたら裏返ってしまいました。


こういった物で地道に取り除いて行きます。


ボリュートの様な物は意味がありませんので、元の形に削ります。


演奏上、手触りは違和感ありません。


見た目はアレですが、大事な楽器は愛おしいものです。


正面は黒いので、ぱっと見違和感なし。

こちらは方は、フォークギターでもなかなか張らない太い弦を使用します。

Jazz屋って感じです。

最初に間違えた接着をしなければ、いろいろと損しなっなかったと思います。

折れた所は、出来るだけ現状維持で見せて頂ければ幸いです。