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ギターの保管方法

 ギターの保管方法

保管する時は弦を緩めておく

弦を張った状態でギターにかかる負担は約70~80kgです。弦を張りっぱなしにしていると大人1人分の体重と同程度の負担が常にかかることになり、ネック反りやブリッジの剥がれといった不具合の原因になります。ブリッジ剥がれは修理が必要となり、ネック反りはプレイヤビリティの低下や音のビビり、チューニングが合わなくなるといったトラブルにもなります。そのため、保管する際はギターの弦をある程度緩めることをおすすめします。

湿気だけじゃなく「乾燥」にも注意しよう

湿気を気にするあまり、乾燥剤や除湿機を必要以上に使っていませんか?
確かに湿度の高いジメジメした環境はギターの劣化に繋がりますが、逆に湿度が低すぎてもギターに悪影響となります。湿度の低い乾燥した環境でギターを保管すると、ボディ割れや指板割れ、フレットにバリが出る要因になります。そのため、湿度が低下する冬場の乾燥対策はもちろん、梅雨時に使用する除湿や夏場の冷風といったエアコンの風に気をつけましょう。また、日中陽が差し込みやすい部屋も乾燥・劣化を招きやすくしますので、直射日光が当たらない場所にギターを保管しましょう。

ギターを床に寝かせるのはNG

ギターを床に寝かせたまま置くと、当然ですが、誤ってギターを踏んだり蹴ったりするといったトラブルに繋がります。特に、ヘッド部分に角度のあるギターは重力が一点に集中するため、万が一踏んでしまうとネック折れやボディ割れなどの重大な破損の原因となります。

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