当方では補強が必要なタイトボンドでの接着では無く、ネック折れに関しては補強の必要のない接着剤を使用しています。
補強の手間がありませんので、その分コストも下げられます。
補強がありませんので、再度アクシデントがあった場合は折れ方が複雑になりずらい為、同じ方法で修理出来る利点があります。
再度折れる時は、一度目の接着部分は強い為、その近辺、イメージ的に1ページ前後の辺りから折れる事になります。
補強があれば、何かアクシデントがあった場合に折れずに済むような気がしますが、補強の理由は、タイトボンドでの接着はそれだけでは持たない為です。
以前参考の為、各ショップのリペア料金表を見ていた際にどちらかのサイトでは、ネック折れ修理接着のみの場合は保証出来ない的な事を読んだ記憶があります。
補強が無いと必ず再発してしまうと言う事では無く、可能性は50%です。
こちらのギターは、過去にネック折れ修理をして塗装を施したかのような配色ですが、元々この塗装。
これでしたら、元の雰囲気と然程遠くない雰囲気で仕上げられます。