レフティーの違和感を消すため画像反転。
どうでしょうか。この高級感?風格?
トップの色を黄色く着色し馴染ませたら逆に勿体無い、と考えた当工房のこだわりが伝わりますでしょうか。
壊れたら直せばいい、そしてそれは隠さなくてもいいのではないか。傷跡はそのギターの歴史であり、またそれがまた個性となっている。傷跡は「男の勲章」という価値観を体現したようなギターですね!
レフティーの違和感を消すため画像反転。
どうでしょうか。この高級感?風格?
トップの色を黄色く着色し馴染ませたら逆に勿体無い、と考えた当工房のこだわりが伝わりますでしょうか。
壊れたら直せばいい、そしてそれは隠さなくてもいいのではないか。傷跡はそのギターの歴史であり、またそれがまた個性となっている。傷跡は「男の勲章」という価値観を体現したようなギターですね!
当時はきっと色々な事情があって都度仕様変更がされていったのだと思います。単純に構造的改善を求めた結果だったり、経済的な事情であったり。きっと今現在も進化し続けているのだと思いますが、結局売れ筋は60年代までのリイシューモデルばかりで「古き良きGibson」なんて言われたりするのはメーカーとしては心苦しい部分もあるかもしれません。
ちなみに師匠の皆川とよくリイシューモデルがほとんど無い70年代のGibsonは過小評価され過ぎているという話をします。ネットで調べると酷い言われ方をされている記事や知恵袋が散見されますが、それらに囚われずに一度心をフラットにして弾いてみればとても良いギターだったりします。
自分が弾きやすくて音が好きで弾いていて楽しいのであれば、たとえそれが10,000円のギターであってもベストギター、「運命の相手」なのだと思います。なるべく情報やウンチクやアレコレなどに囚われずにギターと向き合っていきたいですね。
でも確かに古いギターは「おおー!」となるものが多いのも事実です。それはきっと木製楽器の宿命かもしれません。
ベリーブリッジとアッパーベリーブリッジのことを考えていたら話が全然違う方向に行ってしまいましたが、、今回も最後までありがとうございました。
まさにナイスギターです。ベリーブリッジより耐久性は劣りますがこの細いピラミッドブリッジもナイスです。
初めてのビンテージマーチン1本目にこれを選ぶ人はすごくオシャレな人のような気がします。なんとなくそう思います。
それかギターに関してかなりコアな人がオーナーになりそうな気もしますね!
KOAだけに( ̄+ー ̄)
最後はダジャレで締めてしまいましたが、今回も最後まで閲覧いただきありがとうございました。
久々にナット交換の様子を見て頂こうかと思います。
ナットはただの弦のガイドにあらず、チューニングにも演奏性にも音質にも影響する非常に重要なパーツです。
ナットを外す際は叩いて外すしかないのですが、がっちり着けてあるナットは無理に叩いてしまうとヘッドの突板を壊してしまう事になります。
ガッチリ付いていて、突板が分厚い場合はナットを半分に割ってから叩いて外します。→例
ガッチリ付いていますが、今回はそこまで突板は厚くないので、突板が割れないようにカバーして叩きます。(画像はありません、ご了承ください。)
突板が割れてしまうといけませんので2~3度叩いて外れなければ、叩いて外そうとせず半分にしてから外すことをお勧めします。
ナットが交換されているギターは沢山ありますが、修理者独自の形であったり、なんでもマーチンの形にしてしまう人とか、いろんな修理者がいます。
私個人的にはそれぞれ見慣れている為、そのメーカーらしくない場合は非常に違和感があるので、出来るだけそのメーカーらしい形に近づけます。
原因も幾つか考えられます。
オーナーも依頼前に原因を教えてくれる事がありますが、ほとんどの場合、当たっていた事はありません。
この時期(乾燥する季節)は部屋の環境によってかなり差があります。
常に乾燥状態の部屋に置かれている場合、木製品であるギターも乾燥してネックもボディも縮みます。
その際、ボディは縮んで内に落ち込んで行く為に弦高が下がってします。
ですので、季節が変われば大概の場合、次第に元に戻っていきます。
これもその楽器を作った環境や材料のシーズニングの具合などによって症状ので方も変わってきます。
結構な乾燥した部屋に長いこと置いといても、縮んだり割れたりせず状態を保っているギターもあります。
日本の場合、四季によって空気が変わります、その度に若干なり膨張収縮を繰り返して力木が剥がれたり、ギターもある程度影響を受けることは仕方ありません。
「そーゆー事か!」とこの記事を読んだ人はラッキー!1つでも多く知っているとギターの見方が変わってきます。
そしてついでに、弦は緩めましょうね、緩い分にはいくら緩くても良いですよ。
今回はサドル交換ですが、これがナットのように接着されているとナット以上に取り外すのが面倒になります。
過去にナットの外し方を紹介いたしましたが、方法としては同じです。
但しナットより細いので、より慎重に進めます。
こんな感じです。
↓
アコギもエレキも同様に、このナット、サドルと言うパーツは簡単に考えてしまう人も多くいますが、これの良し悪しで、音も弾き心地も左右されます。
ナットであれば、弦の溝ひとつ取っても弦に対して、溝の形、幅、角度、・・・とても深いのです。