ピックアップ
ピックアップ取り付け / L.R Baggs Lyric
ネックを取っちゃうとか、フレットが新しくなってピカピカになるとか、ヘッドが取れちゃってるとか、そういう画像の見栄えが良い物ばかりに偏って、力木が剥がれれいるとか、クラックの修理とか、画像が地味な物は、ついつい写真も撮らなくなります。
「ピックアップ取り付け」も気が付いてみれば随分と撮っていませんでした。
ビフォーアフターに差が無いものは、分かり辛いので、途中途中で撮って行かないと「ふ~ん。」ともならなくなります。
ただピックアップが付いている画像になってしまいます。
ならば映像を取って置けばよいではないか、と申される方もいらっしゃるかと思いますが、そんな鬱陶しい事は、この程度のブログで一杯いっぱいな人間には神業の領域なのでございます。
週一でも私には大変なので、ビフォーアフターを見て分かるような、なるべく簡単な書き方にしたいというのが本音でございますが、なるべく記事の割合を満遍なく、バランスが悪く無い様しなければいけないと分かっていつつの、色々矛盾や葛藤のある当ブログでございます。
ピックアップ取り付け / LR.Baggs Anthem
サドルの溝に仕込む、インブリッジ式のピエゾピックアップは非常に出音のバランスを取るのが難しく、そうかと思えば適当にやっても偶然良く出来てしまう事もあり、悩む事の多い作業です。
この弓形に歪んだ溝でも上手く出来てしまう場合もあります。
但し、全てをセットした後、何をやってもバランスが出ない原因にもなります。
なるべく大事な事は毎度、同じ事を書いたり実際にしゃべったりしていますが、ジャックが緩んで締め直す際、中でしっかり噛んでいないと、いつまでも回り続けて中でコードがネジネジして終いには切れてしまいます。
特にこのLR.baggsのジャックは固くて、力を入れて抜き差しするので緩みやすくなると思いますから、しっかりと締め付けて固定する必用があります。
締め直す際は、中でジャックが留まっている事を確認しながら締めなくてはなりません。
ピックアップ取り付け / Fishman
フィッシュマンP.Uのコードの付け根の部分、(赤っぽい本体と黒いコードの接点)は非常に弱くて扱いが荒いと断線し易いので、コードを穴に通す際、また逆に抜く際、手をギターの中に入れて作業する際、コードに指が掛かって引っ張ってしまわない様に気をつけて作業します。
中古のP.Uを流用して付け直すのはちょっとやり辛いと最近書きましたが、フィッシュマンの場合はこの部分がやられている事があるので、付け直した後にノイズが出てしまう事があります。
ピックアップ取り付け / Highlander

最近はめっきり、付ける人がいなくなった、ハイランダー、昔は良いピックアップ代表と言う感じで流行りましたが。
現在ではもっと安くて、パフォーマンスがよいものがいくつもありますし、ハイランダーは取り付けが面倒なイメージ+バランス出しが非常に難しかったイメージがあるから他社に抜かれたのかな。
今回は、このクセの付いた中古をつけたいです。と言うんですから、いやんなっちゃいます。
弦アース / Gibson J-160E
こちらのギターを買った時から、弦を張り替える時には、1弦のボールエンドに繋がっているコードがあったので、面倒だったけど毎回同じ様に弦を張り替えていました。
なんだけど、最近ノイズが増えちゃって・・・
と言う事で、見てみたところその先がどこにも繋がっていませんでした、取れちゃってます。
J-160EにはP-90(ピックアップ)が付いていて、これのノイズが酷いので、弦アースを取らなければなりません、現行品のモデルでは弦アースは取られていますが、古いモデルにはありません。
弦を毎回取り替える度の面倒も解消したいと言うことですので、以前からやっている方法で弦アースを取ります。
Ovation Pickup +LR Baggs
オリジナルのプリアンプを諦めて、オベイションのステレオピックアップをモノラルに改造してLR Baggsのプリアンプにつなげます。
2本とも切ってしまう必要はないのですが、両方とも切れそうでしたので、一旦両方切っちゃいます。
Ovationの古いプリアンプは、過去に2度、現在の代理店で探してもらっても無かったので、このような方法も選択肢の一つになると思います。
私が中尾貿易で仕事をしていた頃を思い出しますと、プリアンプも含めてパーツ類が一般で入手可能なものと比べると非常に高価と言う事もあり、使用重視であればプリアンプの耐久性やコスト面でも良いかと思います。
ネックリセット、P.U取り付け / Taylor
Taylor のネックリセットは、いつもやる度に思います、アコギのボルトオンネックでは、いろいろな意味で1番出来が良いです。(個人的見解)
ヒール下に入っているシムで角度を決めます、ヤマテクさんにおじゃました際に厚み等が異なったシムが、いろいろと沢山あるのを見ましたが、そのたびに買っていられないし、揃えていっぱい持ってもいられないので、その度に合わせて作ります。
チラッと見えますが、どこにも使い様が無い、ピンクに染めちゃってあるマホガニーの板も使ってみました。
昔から、弦は緩める、緩めない問題はありますが、どのメーカーに関わらず、弦は緩めましょう、何巻き、何音、と言うより、緩んだと思えるところまで緩めましょう。
このようにテイラーの場合、ネックリセットは技術的に難しいことはあまりありませんが、基本アコースティックの弦楽器の構造である以上、弦は緩めましょう。
そして、このギターにエンドピンジャックのピックアップを付けたいのですが、エンドブロックが薄っぺらなので厚みをつけて、エンドピンジャックを仕込みます。
このエンドピンジャックは、プラグを抜き差ししているうちに、緩み易いので、簡単に回ってしまわないように、しっかり固定して下さい。
中でしっかり食い付いていないと、外からいくら締めても、中でコードがねじねじなっちゃって、最後にはねじ切れちゃいますから、気をつけてくださいね。
プリアンプ交換Ovation1617-1 / Fishman
Ovation に Fishman Ellipse Matrix Blend をつけました。
マトリックスブレンドですが、ピックアップはそのままオベイションの付いているものを流用しました。
その方が見た目も自然ですし、手間も省けます。
古いOvationの電気周りのパーツ(その他のパーツも)の在庫がなくなり修理、交換がほぼ出来無くなってきています。
神田商会へパーツの問い合わせをしても詳しい人がいらっしゃらないので、修理扱いで本体ごと預けて、実物を見ながら探して、数日後パーツが有りませんので、修理不可です。となります。
この面倒なやり取りを過去2~3度やっていますので、お客さんと協議やり取りの結果、チョイスしたのがFishman。
コンデンサーマイクは、使う際によい位置に合わせていただきます。
LR Baggs Anthem取り付け
人気のLR Baggs Anthem
発売らい結構経つと思いますが未だに、ご依頼が大変多い機種です。
すぐには思い出せませんが、ギターによっては素直に付けられないモデルのギターもあって、それでも何本か取り付けたものもありました。
こちらはヤマハですので、問題なくつきます。